# 4. ユーティリティ

　カーボンオフセットやカーボンオフセットの仕組みは、国際連合が主導するCDM（クリーン開発メカニズム）や日本国の経済産業省が主導するJクレジット制度等が存在しております。これらは、公的な認証制度として厳格に認証手続き、モニタリング手続きが行われる一方、プロジェクト登録までの手続きが複雑で時間を要する、モニタリングの負担が大きい等の課題も少なからず存在しております。厳密な審査・測定を経ずして発行される環境価値が取引等に乱用されれば、環境への負の作用が働くことから厳格な審査・モニタリングは重要なものとなります。

　しかし、一方で環境貢献の取り組みを応援したいという関心やカーボンオフセットの仕組みを利用したいと考える多くの法人、個人にとって厳格な仕組みであるが故に、これらの仕組みに参加するには高いハードルが存在し、気軽にアクセスできるものでないことが事実です。エンターテイメント感覚で参加できるNFT の特性を活かし、MORIの仕組みを通じて、多くのステークホルダーが、気軽に森林の持つCO2吸収価値を高めるプロジェクトを応援し、カーボンオフセットの体験をできるコミュニティにアクセスできる方法を提供することで、結果的な社会全体での環境意識の向上が図れることを期待しております。

　NFTの仕組みを活用することで、MORIのトランザクション、マーケットプレイスにおける全ての取引は一般に公開されているブロックチェーン上で誰でも確認することができますので、透明性を高めた流通を図ることが可能です。

　MORI を通じて、MORIを所有する法人・個人が同じ価値観、共感を持つコミュニティを形成できることが期待されます。これまでのカーボンクレジット等の仕組みは公的機関が管理することで制度としての健全性やガバナンスを維持されており、それらは極めて重要な要素である一方、個々人の感情・感覚レベルでは国家・政府と一部の大企業が行っている取り組みの一つという遠い存在の認識を持つ障壁へと繋がっておりました。MORIはNFTというエンターテイメント性やゲーム性、話題性を提供しやすい仕組みを活用し、より多くの個人も身近に感じられる取り組みとなる体験を提供することができます。

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